このページでは、毎年「今年の色づき具合は?」なんて大山の紅葉が気になりはじめる10月の中旬ごろからピークを過ぎ、フィナーレを迎える11月中旬ごろまで、スタッフが現地へと繰り出しその様子を随時レポート。みなさんにリアルタイムの情報をお届けしています。
標高910m。大山屈指のビュースポットとして観光客のみなさんを魅了する「鍵掛峠(かぎかけとうげ)」。
大山の南壁と日本最大規模を誇るブナの原生林とのコントラストは一枚の絵画のようで、言葉にならない感動の時間が日々この地からプロデュースされています。
そんな鍵掛峠が一番の美しさを誇るのが秋の紅葉。
10月末から11月初旬のピーク時には数万人もの観光客が訪れ、七色に染まるブナの鮮やかな紅葉絵巻にただただ圧倒。大山南壁の猛々しい白い綾線を背景に、黄金色に色づくブナ林が一面、絨毯のように敷き詰められ、陽のあたり具合、雲の流れなどによって、少しずつその表情を変えていく様は、まるで映画のワンシーンのよう。高原の澄んだ空気を体いっぱいに感じながら、極上の指定席で楽しむ秋の紅葉。神様の魔法には、そんな小粋な演出が隠されているのです。