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山陰・中国地方最高峰 国立公園大山(だいせん)・奥大山ガイド《鳥取県江府町役場公式観光サイト》
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素朴な田舎味 奥大山ご当地グルメ&地場特産品

名峰・大山の麓に広がる江府町。
肥沃な大地に、天然水、澄んだ空気に、麓ならではの寒暖の差。
“おいしい食材”が生まれる環境がそろうわが町には、まだまだめメジャーとはいかずとも、全国に誇る逸品・名品がいっぱい。
県内を代表するブランド米や日本最大規模の農園に実った旬の果実、里山ならではのご当地グルメに、地元の女性グループ手作りのアイテムまで、ズラッと一挙大公開。
観光に来た際のお供に、ぜひおみやげに、ぜひ食事にとご活用くださいませ。
料理編素材編生活用品編△ ページの先頭へ

料理編

大山おこわ

古来より祭りなどの祝いの日に作られ、人々に親しまれてきた大山おこわは、地元で取れたもち米、大山でとれる山菜などを、奥大山から流れ出る清水で蒸し上げて作られています。ただ、味付けや細かい具材は、各家庭に受け継がれてきたスタイルがあり、明確に「大山おこわ」という定義があるわけではありません。
その由来については、大山参りの道中食として作られ始めたという説があり、その昔、大山へ参る道は、その方向により「坊領道」、「尾高道」、「溝口道」、「横手道」、「川床道」と呼ばれ、昔の大山道は、傾斜がきつく起伏も激しく、大変険しい道のりだったことから、普通の道中食では腹持ちが不足するため作られたのが、大山おこわだといわれています。腹持ちの良いおこわに木の実や山菜、野菜などをいれて増量したのだそうです。

おこわ具材は違うにせよ、それだけの歴史で受け継がれてきた大山を代表する伝統食であることには変わりなく、今もなおその素朴な味を受け継ぐ名店が町内には複数存在。大山の自然、歴史を感じつつ、ぜひ一度召し上がってみてください。

大山そば

大山そば約800年前、時の天皇の前で蓑笠のまま秘法を修し、ご病気を治して「蓑笠の秘法」を伝えられたという大山寺の偉いお坊さま、「基好上人」。
このお坊さまは、牛馬守護の守り札を施与して、後に日本三大牛馬市といわれた「大山牛馬市」のもとを作られ、広い大山のすす野を利用して、牛馬の放牧やそば作りを奨励されたと言われています。以来、大山山麓では盛んにそば作りが行われるようになり、甘皮までたっぷり挽き込む製法によって、独特の黒い色と素朴な風味の「大山そば」が作られるようになりました。
そば通の方なら、おや?と思われるはず。
そう、この大山そばの作り方が、後に出雲地方へ伝えられたのが、「出雲そば」の始まりとも言われているのです。
そば畑その出雲そばは今や全国でも屈指のご当地そばとして知名度を誇りますが、この大山そばは提供する店舗が少ないことから大きな差がついてしまっています。
ただここ江府町では、貝田地区などでは今もなお寒暖の差を利用したそば栽培も盛んで、地元産のそば粉も充実。地元の山菜や大根などと組み合わせた野趣あふれるご当地そばを提供する店舗もあるだけに、その味、試してみてはいかがでしょうか。

▼提供する施設▼
米子屋旅館 江府町江尾2000 TEL:0859-75-2400
http://www.yonagoya.co.jp/(HP)
おかもと旅館 江府町江尾2051 TEL:0859-75-2222
http://www.okamoto-inn.net/(HP)

奥大山おこわ飯バーガー

奥大山おこわ飯バーガー日本最大のご当地バーガーの祭典「とっとりバーガーフェスタ」をきっかけに、町の新しいご当地グルメとして誕生。

2010年度の「とっとりバーガーフェスタvol.2」では奥大山会場のグランプリを受賞、またお隣り島根県の奥出雲町で開催されたお米料理の祭典「米-1グランプリ2010」でも3位に入賞したことで一躍地域の人気アイテムに。

とっとりバーガーフェスタでの販売の様子こちらでは、代々旅館で受け継がれてきたというレシピを元に、地元奥大山のもち米、野菜、自然薯等で作った大山おこわをバンズに使用し、上質の鳥取牛を地元加工品生産者団体「美用レディース」のタレ等で調理した具をサンド。新しい大山おこわの楽しみ方として町内でも大きな期待が寄せられています。

1個400円(事前予約が必要)

▼提供する施設▼
おかもと旅館 江府町江尾2051 TEL:0859-75-2222
http://www.okamoto-inn.net/(HP)

川魚・しいたけ料理

岩魚定食大山の山麓、肥沃な大地に育つ季節の山菜はくせがなく、味わい深い特徴があります。

その代表格、キノコ類は数十種類が存在するといわれ、なかでも奥大山の森に育つしいたけは、肉厚で味わい濃厚。

「しいたけ園こだち」では、自らが所有する山中で採取されたとれたてのしいたけを、焼いたり、煮たり、また風味豊かなご飯にしたりと様々な料理でいただくことができます。

しいたけ焼またこちらのお店では、美しい渓流ですくすく育った川魚の料理も充実。クセがなく、しかも刺身で味わえるほどに新鮮。
大山ゆえの上質のうまみをぜひお腹いっぱい味わってみてください。
▼提供する施設▼
しいたけ園こだち 江府町御机 TEL:0859-75-3148 / 0859-75-2339
木曜定休 平日は前日までに要予約
米子屋旅館 江府町江尾2000 TEL:0859-75-2400
http://www.yonagoya.co.jp/(HP)
おかもと旅館 江府町江尾2051 TEL:0859-75-2222
http://www.okamoto-inn.net/(HP)
門脇旅館 江府町江尾2064 TEL:0859-75-2053

焼ドーナツ ブルーベリー味他

奥大山ブルーベリーファームに隣接。
小さなカフェながら、とれたてのブルーベリーを使ったスイーツでいつも客足が絶えない人気ぶり。
その主役こそが、ブルーベリーアイテムではなく、油で揚げないヘルシーな手作り焼きドーナツ。

プレーンにはじまり、もちろん粒々感しっかりのブルーベリー、ココア、抹茶、セサミ、くるみなど、季節限定を入れると9種類が勢ぞろい。
カステラのようなしっとりの食感に、ほんのり生地の甘みをきかせ、各フレーバーのおいしさがぎっしり。
遠方からわざわざお買い求めになる人もいるほどの評判となっています。

 

提供する施設▼  
カフェテリア アペゼ 江府町御机笠良原739-43 TEL:0859-75-3393 / 090-4694-3146

ブルーベリーソフトクリーム

 

ブルーベリーソフト実は江府町のある山陰はご当地アイスのパラダイス。

大山パークウェイ ご当地ソフトMAP」(大山パークウェイ協議会)なんてものも製作されるほどに多彩なおいしさが存在し、各地域自慢の食材をうまくアレンジしたオリジナリティ豊かなスイーツが用意されています。

焼ドーナツが人気の「カフェテリア アペゼ」では、当然のことながらお隣り「奥大山ブルーベリーファーム」でつまれた新鮮な果肉をふんだんに使ったブルーベリーソフト(350円)を販売中。
果肉の甘酸っぱさが際立つ、ソフトというよりシャーベットに近いさわやかなおいしさで何本でも食べられてしまいます。

 

提供する施設▼  
カフェテリア アペゼ 江府町御机笠良原739-43 TEL:0859-75-3393 / 090-4694-3146
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素材編

奥大山米

おいしい素材作りは土が命。
そうした環境を満たす大山では、各地で様々なブランド米が誕生してきました。

大山の黒土(くろぼく)という肥沃な大地に加え、ミネラル豊富な湧水が育むお米はどれも食味値(米のおいしさを表現する数値)が高く、噛むほどにうまみ、甘みが広がる逸品揃い。

米どころ江府町自慢のお米をぜひみなさんご賞味ください。

ブルーベリー

日本最大規模を誇る「奥大山ブルーベリーファーム」。
10haの農園に育つ果肉は、この地ならではの寒暖差によりどれも甘みと酸味のバランスが絶妙。
こちらでは苗木17000本のブルーベリーが栽培され、シーズンとなる6月から9月にかけては味覚狩りを楽しむことが可能です。

ファームに隣接する「カフェテリア アペゼ」をはじめ、町内の特産品販売施設では、そんな果肉を生かした加工品、ご当地グルメも充実。江府町を代表する産品として需要も徐々に高まってきています。

 

▼提供する施設▼  
奥大山ブルーベリーファーム 江府町御机笠良原739-43 TEL:0859-75-6088
カフェテリア アペゼ 江府町御机笠良原739-43 TEL:0859-75-3393 / 090-4694-3146

トマト

自然豊かな奥大山で育つトマトは、糖度が高く、酸味のバランスも絶妙。
そんな地元産の完熟トマトを利用した様々な加工品が、地元の女性グループ「美用レディース」で生み出されています。

フルーティでスパイシーな「手作りトマトケチャップ」に、野菜とリンゴにトマトを加えて、まろやかな酸味と甘みを演出した「手作り焼肉のたれ」、完熟トマトとリンゴをあわせた「手作りトマリンジャム」、少し酸味の強い「手作り青トマトジャム」など、手作りにこだった商品はいずれも売切れ御免の限定アイテム。
お取り寄せの注文も受け付けているので、ぜひご家庭の食卓を彩る一つに愛用されてみてはいかがでしょうか。

奥大山高原みそ

原料の米と大豆は、エコファーマーである「農事組合法人 宮市」が鳥取県の認定を受けた江府町産の特別栽培米(コシヒカリ)で作った米麹と、同じく特別栽培農産物の大豆(サチユタカ)を全量使っています。
それを江府町宮市のお母さんたちが、冬場丹念に手作業で仕込み、標高500mにある地下タンクで約8ヶ月熟成。そして出来上がったのが、天然醸造の風味豊かな手づくり生みそです。

地元で愛されている、こだわりの味をぜひご家庭でお召し上がりください。
▼取扱い施設▼
江府町特産品直売所 みちくさ 江府町佐川908-3 TEL:0859-75-2032
▼お取り寄せ施設▼
農事組合法人宮市 TEL:0859-75-2359
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素材編

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住所:689-4401 鳥取県日野郡江府町江尾2083-2(JR江尾駅向かい)
電話:0859-75-6007
メール:okudaisen.kankou@gmail.com
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