過去のおすすめ
今までの「今月のおすすめ」で紹介した本です。
子供の成長記録として、昔から手形や足形のスタンプを残してきたものが、近年かわいらしいアートとして大幅に進化しています。手形スタンプに手を加えると、動物やお花に早変わり! 遊びながら成長記録を作りたい人に、図案とテクニックを伝授します。
[著者]やまざきさちえ
黒という色で世界を表現する絵本。触って読むことができるので点字学習に活用する側面もありますが、黒一色の、気品すら漂う美しさを感じるのも楽しみ方のひとつでしょう。
[著者]メネナ・コティン
副題は『10歳から学ぶ狩猟の世界』。猟師である著者が、自然の中にある野生動物の痕跡の見つけ方、わなの設置の仕方などを解説しながら、自然界と向き合う思いを綴ります。フードロスなどの言葉を耳にする今、改めて命について考えることができる本。
[著者]千松信也
同じ著者による『家のネコと野生のネコ』とあわせて読めばいっそう楽しい!
図鑑のように多くの犬種、猫種を解説しながら、イヌ科やネコ科動物の美しさで読者を魅了する写真集。犬派、猫派などと言いますが、派閥は関係なくどちらも開いてみてほしい…。そう思うくらい、美しいビジュアルが満載です。
[著者]近藤雄生、菊水健史、澤井聖一
ピックオーバーによる「全史」シリーズの1冊。シリーズ名のとおり、世界と数学の関わりを年代順に並べた本です。数学について書かれた歴史書として楽しむことができるでしょう。1ページ1項目の構成なのでどこを開いても読むことができ、すべての項目に画像が配置されているのでイメージからも興味を引き出されます。
シリーズの『物理全史』『医学全史』も図書館に所蔵していますので、あわせてどうぞ。
[著者]クリフォード・ピックオーバー
ビールにまつわる様々な話を楽しめる1冊。タイトルから察せられるのは、酵母による発酵のしくみや、自然界におけるアルコールについての解説。それらはもちろんのこと、人類とビールの歴史、ビールに関わる法律の失敗、二日酔いのしくみなど、話題は多岐に渡ります。この本を読み終えた後の1杯は、さぞかし味わい深いことでしょう。
[著者]ロブ・デサール
幸せそうな人を見ると、モヤッとする。相手が得をすると損した気持ちになる。抜け駆けする人が痛い目に遭うのは当然。…など、日本人の思考の傾向は脳の特徴だといいます。豊かで多様性のある生き方のために、中野信子とヤマザキマリがアドバイス。
[著者]中野信子、ヤマザキマリ