１１月３日（火）大山初冠雪の誘惑と暴走

昨日からの雪で大山は今期初冠雪、鍵掛峠からの写真を撮りたいと思いましたが、積雪のため通行止めになってしまいました、ここは我慢して鏡ヶ成から烏ヶ山、象山、笠良原のナナカマドを撮影しました。そのあと晴れたら奥大山スキー場から写真を撮ろうとスキー場へ行きました。午後になって少し晴れてきたので周辺を撮影していたら、メモリーが一杯になり今日はこれで終わりと思っていたところ、後輩の岩ちゃんが、後１５０枚ぐらい撮れるメモリーと１８ｍｍ広角レンズを持ってきたので、それを奪い取り「これから、ブナのトンネルを撮ってくる」といって通行止めのゲートをくぐって歩き始めました。１５分ぐらい歩くとブナのトンネルが撮れるので、最初は軽い気持ちで歩いていましたが、積雪が２０ｃｍで靴がアジダスのタウンシューズだったため少し凍みてきました。それでも「次のカーブを曲がるともうすこしいい写真が撮れる」と思いグローブのブナまで行きました。ここまで来ると、烏ヶ山が撮りたくなったのでもうすこし歩くことにしました。ここで携帯電話を持っていないことに気づき、編集長シンディに心配をかけていることが心配になりましたが「ここまできたら鍵掛峠まで行ってやる」とつい暴走してしまいました。鍵掛峠のカーブを曲がると、雄大な大山南壁が初冠雪という白い衣をまとい待っていてくれたような気がして、夢中でシャッターを切りました。ピンボケしていようが絞りがどうなっていようがお構いなしに撮影したので、気合だけ感じてくだされば幸いです。初雪はうれしかったですが、あまりにも多かったため面を食らってしまいました。時間を追って景色を見ていると、朝方は白い景色だけでしたが、日が差し気温が上るにつれ少しずつ秋の色が混じって、山が華やいで見えました。これも初雪が演出してくれた大自然のエンターテイメントの一部なのではないでしょうか、なかなか見れない景色に感謝！　　Kuni