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身近にある戦争の記録(6年生)

6年生は、先日のフィールドワークで、疎開されてこられた経験がおありの町内在住の方からお話を聞かせていただいた学びに続き、9月26日に町内在住の方をゲストティーチャーにお招きし、町内に残る戦争の記録について、当時の写真や町史などをもとにしたデータを交えた話をしていただきました。

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昭和19年ごろに撮られた「大山ふもとの写真」には、グライダーの翼とともに集合した学生の姿が写っていました。お話によると戦死者や負傷者など多くの犠牲者が出る中、学生も動員されることになったため、江府町周辺で訓練が行われていたとのことでした。また、戦後返還された、町内の方が出征される際に「名前を書かれた日章旗」も見せてもらいました。また、戦争が行われていたころに江尾駅のホームが約50m延長されたのは、蒜山にあった訓練場に行く人たちが乗り降りするための10両編成の列車が行き交うようになったからだ、とのお話もお聞きしました。さらには、江府町史をもとに町内の戦没者数なども紹介していただきました。
町内、町周辺のことを交えた戦争の記録の話を受け、6年生は「戦争は絶対に起こしてはならない。平和であり続けてほしい。」という思いを強くしました。こうした事前学習をもとに、来月中旬、広島方面へ修学旅行に出かけます。