学園議会

11月7日（月）、9年生が役場議場に出かけ、「学園議会」のなかでワクワクする江府町に向けた提案をしました。当日は町議会さながらに会場を設置していただいたり、町長、副町長、議長、教育長、担当課長など多くの方に出席していただいたりして、張り詰めた雰囲気のなか開会しました。

二つのグループが、町民の方に行ったインタビューをとおして考えたアイデアを提案しました。

一つのグループは、県外から移住された方の「江府町役場は、困っている町民のためにとても親切に対応してくださる素晴らしい役場である」という言葉に着目し、キャッチコピーを「役場に行く時代から、役場が来る時代へ」とし、アイデア名「アツマーレ」を提案しました。これは地域の人々の悩みが解決するように、役場の方が地域をまわって相談にのったり、住民同士で悩みを共有し合ったりするというアイデアです。

もう一つのグループは、下蚊屋荒神神楽を継承されている方のお話から「神楽をもっと多くの方に知ってもらって、江府町に来てもらおう」というアイデアを考えました。アイデア名は「神楽もできるラーメン屋“荒神”」です。ラーメンを食べると道場で神楽を体験できたり、荒神神楽の演目の名前がついた10段階からなる激辛ラーメンを食べることで、神楽のストーリーを知ってもらったりしようというアイデアです。

説明をわかりやすくするためにスキットという寸劇を交えて提案しました。提案のあと、町長答弁などをとおして、デジタル化が浸透している現代に合った対策ができるのではないか、江府町も神楽の公演を計画しているのでぜひ呼びかけてほしいなど、アイデアに対する見解を示していただきました。

最後は全員で記念写真を撮り学園議会は閉会しました。