ふるさと魅力発信
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4年 森と水の学校<10/1>
10月1日(火)、4年生がふるさと魅力発信科の学習で「森と水の学校」に出かけました。これは、町内に工場を有するサントリーさんのご協力のもと、毎年4年生が参加する体験学習です。学校ではできない体験を通して、ふるさとの自然のありがたさを学び、その自然を守るために自分達にできることを考えます。
初めにサントリーの工場見学をした後、鏡ヶ成キャンプ場近くの自然遊歩道に植樹を行いました。今年植樹した苗は今の5・6年生が種をまいて育てたミズナラとトチノキ。自然遊歩道周辺はナラ枯れによりミズナラの木が減っているそうなので、子ども達が植えた苗が大きく育ち、江府町の森を作っていってくれればと思います。
植樹の後は、いよいよサントリー天然水の森へ。
天然水の森では、鳥取大学の日置教授やサントリーのリーダさんのお話をうかがいながら、森の秘密や役割、自然の不思議さ、森を守るための取り組みについて体験を通して学びました。途中、トチノキの下でとちの実拾いをしました。このとちの実は学校に持ち帰り、鉢に植えて新たな苗を育てます。
森の中では、水が生まれる様子を見せてもらったり、地面に棒を突きさしてどれぐらいふかふかなのかを試してみたりしました。森の土に水をしみこませる実験では、あまりの吸水力に子ども達は「早っ!!」と歓声をあげるほど。
学校に帰って、いよいよ種まきです。持ち帰ったトチノキの種を1つの鉢に2つずつ植え、丁寧に水やりをしました。
この種が春には芽を出し、数年後の後輩達が森に帰してくれます。