学園議会（9年生）

10月10日（火）、学園議会が江府町役場で開催され、9年生がイノベーションワークショップで創り出してきた「JR江尾駅周辺の賑わい創出」のアイデアを町に提案しました。

当日は代表質問者の席が用意され、一般質問という形でアイデアを提案しました。
１班は、「ほっとすぺーす」というアイデア名で、若者と高齢者の方が交流をし、強い絆で結ばれる未来をつくるために交流場所をつくろうというアイデアです。交流は月1回のイベントの形で行い、イベントに参加するとポイントや景品がもらえるという設定です。例えば、イベントでは、若者が高齢者にスマホの使い方を教えたり、逆に高齢者が若者に江府町の伝統料理を教えたりすることもできると提案しました。また、世代を超えた絆があれば、いざという時に助け合うこともできるとも考えました。

2班は、「えびちゃんハウスを作ろう！」というアイデア名で、生徒が友達の家に行く感覚で江尾駅周辺に集まっているという未来をつくるために、みんなでえびちゃんハウスを作るというアイデアです。えびちゃんハウスには、本屋やカフェ、トーキングスペースなどを用意し、勉強スペースなど生徒限定で出入りできる部屋も用意するというアイデアです。えびちゃんハウスの内装などは生徒が考え、ハウスは生徒自身が作るという設定です。提案するにあたって、9年生は「えびちゃんハウスがあったら行きたいか」「えびちゃんハウスを一緒に作りたいか」のアンケートを日野川校舎生徒に取りました。その結果、どちらも９０％以上の肯定的回答があったということも紹介しました。

二つの提案に答弁していただいた町長さんからは、「現状を把握しているし、自分たちがこの町を作っていくという当事者感覚が素晴らしい」とお褒めの言葉をもらいました。

当日は、お世話になったi.clubの方も学園議会を傍聴されました。議会終了後には修了式が行われ、イノチャレの振り返りをしました。「あなたにとってイノチャレとは」という問いかけに、「冒険。その心は進む道に終わりや答えがないから」と答えた生徒もいました。