防災学習

12月11日、日野川校舎では外部講師の方をお招きし、地震から身を守るための行動ができるようになることを目的とした防災学習を行いました。

 
防災学習の中で、地震発生後に余裕があればブレーカーを落とすことで通電した際にショートして火災になる危険性がなくせることなどについて理解を深めたり、教室のイラストをもとに地震発生時にひそむ危険性をみんなで考えたりしました。

また、講師の方が全国の被災地を訪れられる中で聞かれた一つのエピソードとして、東日本大震災の際に、一度は高台に避難されたあるご家族が、何らかの理由で海辺のご自宅に戻られてしまったことで命を落とされたというお話をされました。お話では、高台に避難されようとしている方々が、自宅に戻られようとしているご家族とすれ違う際に声をかけなかったことを非常に悔やんでおられることに触れ、災害時に「声をかけあうこと」が大切だと教えていただきました。
講演の後は、地震を想定した避難訓練を実施し、生徒は真剣に訓練に取り組んでいました。