防除の薬剤は「有機銅フロアブル」「モプピラン顆粒水和剤」「コロマイト乳剤」
午前中に防除を行いました。日差しが厳しく、くたくたになりました。次回は早朝防除を行います。
副葉をとり忘れていると、写真の矢印の様に、太い枝になっていまします。ハサミで切り落としました。
エンジンポンプのカバーを公社浦部さんが作ってくださいました。雨などに濡れて劣化するのを防ぐためです。
梨農地にて、現時点での梨の生育状況や今後の管理について会議をしました。
1、生育状況について 2、施肥について 3、棚の改修について 4、その他
10月のジョイントに向けて、杉嶋さんの目先まで伸ばすことが最終目標です。
Q:14日現時点で枝の長さは2,5m。(7月下旬の目標は3,1m。)下旬までにあと0,6m伸びますか?
A:梅雨明けなので、ぐっと伸びる。また、新甘泉という品種のものは、急に伸びる。
新梢(新しく伸びる枝)を、伸ばすのは通常春先から6月まで。現在は、肥料と水とで、無理をして伸ばしていく状況。
長く伸ばせば、定植時に苗木の間隔を広くでき、設置している棚の端にも植えることができる。
9月末まで月2回の散布。それ以降も撒くと、芽が出て春先には枯れてしまう。
梨農地には棚線が張ってあります。現在のものから変更する必要があるとのことです。主枝を固定する線を棚下から20cmを10cmに変更します。
樹勢と言って、枝の勢いというのがあります。樹が、空に向かってまっすぐ立てば立つほど、樹勢が強くなります。新甘泉という品種は、元から樹勢が強いので、出来るだけ枝を寝かしたい(枝の角度を緩める)。樹勢が強くなると、なぜいけないのかというと、徒長枝が出るからです。徒長枝は、ムダな枝で、養分を吸収してしまいます。徒長枝をふかしたくない(出したくない)といった理由から、棚線の変更がありました。
また、この棚線にこだわる、つまり枝の形にこだわるというのは、そうした方が品質も良くなるからです。一度枝が固定されてしまうと、将来変わることがないので、基礎からしっかり取り組みます。
土壌改良、植え付け、ジョイントにかかる人数、冬の管理についてなどのお話がありました。また日程が近づいてきたら改めて紹介します。
沢山の蜘蛛が、葉や棚線についています。取った方が良いかと聞くと、害虫を食べてくれるとことで、そのまま残すことにしました。
防除の薬剤は「ベルクートフロアブル」「ハチハチフロアブル」予定通り、早朝防除を行いました。
手動の噴霧器では、苗木の上の方には薬剤が届かないため、セット動噴機を使用しました。
こんな風に葉の表面に薬剤を吹きつけ
葉の裏面も忘れないよう、葉の下からも吹き付けます。
防除後すぐにタンクとセット動噴機を洗いに戻り、その後草刈をしています。
今年4回目の草刈です。
すっきりしました。