帯状疱疹ワクチン費用の一部助成について 

江府町では、令和５年５月１日から、帯状疱疹ワクチン費用の一部助成を開始します。

詳しくは、 町報こうふ４月号の記事 をお読みいただくか、下記をご覧ください。

帯状疱疹とは　～発疹があらわれ80歳までに約3人に1人が発症～

帯状疱疹は、多くの人が子どものときに感染する水ぼうそうのウイルスが原因で起こります。水ぼうそうが治った後も、ウイルスは体内（神経節）に潜伏していて、過労やストレスなどで免疫力が低下すると、ウイルスが再び活性化して、帯状疱疹を発症します。体の片側の一部にピリピリとした痛みがあらわれ、その部分に赤い発疹が出てきます。痛みは徐々に増していき、夜も眠れないほど激しい場合もあります。症状の多くは上半身にあらわれますが、顔や目、頭などにあらわれることもあります。加齢などによる免疫力の低下が発症の原因です。特に50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症するといわれています。

合併症など、詳しくは こちら（帯状疱疹予防.jp）

助成対象ワクチン

※帯状疱疹ワクチンは２種類ありますが、助成対象ワクチンはシングリックスⓇのみです。ご予約時に医療機関へお問合せください。

参考

埼玉県　戸田市情報ポータルサイト（帯状疱疹に注意しましょう - 戸田市公式サイト (city.toda.saitama.jp)）:2023.5.12アクセス時の情報

（注釈１）Lal H. et al.: N Engl J Med. 372(22),2087-2096,2015

（注釈２）Cunningham Al. et al.: N Engl J Med. 375(11), 1019-1032, 2016

助成方法

江尾診療所、俣野診療所、日野病院で接種される場合

助成を希望される方は事前に申請が必要です。当日の窓口負担が5,000円になる助成券を送付しますので、江府町総合健康福祉センター　（0859－75－6111）までご連絡ください。

※助成対象としているワクチンは２回接種となるワクチンとなりますので、２回分の助成券を送付します。

上記以外の医療機関で接種される場合

医療機関にて全額自費で支払っていただいたあと、下記の手続きが必要です。（後日、指定口座に助成額を振り込みます。）

※医療機関の指定はありません。接種料金については医療機関へ問い合わせください。（１回あたり２０，０００円前後かかります。）

注意事項

・令和５年４月１日以降の接種が対象となります。２回目だけの助成も可能です。
・任意予防接種は予防接種法により接種が義務付けられていませんので、接種を受けられる際は、予防接種の効果と副反応をよくご理解いただいたうえで接種を受けてください。任意予防接種によって健康被害が起こったときは独立行政法人医薬品医療機器総合機構法による救済制度があります。
・本助成事業に関する手続きについてご不明な点がありましたら担当までお問合せください。

・新型コロナウイルスワクチン接種の前後２週間以内は、接種できませんのでご留意ください。

予防接種を受けることができない方

・明らかに発熱（37.5℃以上）している方

・重い急性疾患にかかっていることが明らかな方

・過去にこのワクチンの成分によってアナフィラキシー（通常接種後30分以内に出現する呼吸困難や全身性のじんましんを伴う重いアレルギー反応）を起こしたことがある方

・その他、医師が予防接種を受けることが不適当と判断した方

予防接種を受ける前に、医師への相談が必要な方

・心臓血管系・腎臓・肝臓・血液などの基礎疾患のある方

・予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた方、全身性発疹などのアレルギーを疑う症状がみられた方

・このワクチンの成分に対して、アレルギーを起こすおそれのある方

・過去に免疫不全と診断された方、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方

・血小板が少ない方や出血しやすい方

・妊婦または妊娠している可能性のある方、授乳中の方

・最近1か月以内に予防接種を受けた方

問い合わせ先

　江府町総合健康福祉センター　☎０８５９－７５－６１１１