DV対策の基本理念
- DVは家庭内で起こる単なる暴力ではなく、重大な人権侵害であること。
- DVが行われている家庭の子どもや家族も被害者であること。
- 被害者は自らの意思に基づき、安全に、安心して、平穏な生活をする権利 があること。
- 暴力を防止し、被害者を支援することは行政の責務であること。
- 被害者の本来持っている力を信頼し、関係者はその回復を支えることを基本とすること。
- 被害者や支援にあたる現場の声を施策に反映させること。
- 総合的施策を推進するに当たっては、県や市町村等の関係機関及び民間団体等の相互の連携と協働が不可欠であること。
DVの形態
ドメスティックバイオレンスは、殴る、蹴るといった身体的暴力だけに限りません。
身体的暴力
- 殴る、蹴る、首を絞める
- 押す、つかむ、つねる、小突く
- 刃物で傷つける、物を投げつける、など
精神的暴力
- 無視する、見下した言い方をする
- 交友関係や電話を細かく監視する
- 役割を決め付ける
- 外で働くことを許さない
- 生活費を渡さない、取り上げる、など
性的暴力
- 脅しや暴力で意に反して性的行為を強要する
- 避妊に協力しない、など
子どもを利用した暴力