こんにちは。町外出身・東京在住ながら、2014年から江府町のふるさと大使を務めさせて頂いてる松本光広(まつもとみつひろ)と申します。2011年から数年間、移動販売のあいきょうさんのインターンとして町に度々お邪魔させて頂いておりました。
私事ですが、2019年9月に第一子で息子を授かりました。夫婦それぞれの実家から離れて暮らしているため、妻と私で各々7-9ヵ月ほどの産休・育休を取得し、現在夫婦で協力しながら初めての子育てに七転八倒中です。
そのような経緯とお仕事のご縁から、今回マタニティ・育児用品メーカー大手のピジョン株式会社の「育児イマLABO」さんが主催する「チーム育児に関する議論」にゲストとして呼んで頂きました。その件を役場の方にご報告したところ、本ホームページにて、参加した様子を書かせて頂くことになりました。
ご興味のある方がもしいれば、お手すきの際にお読み頂けたらご幸甚に存じます。
もしかしたらここまで読まれた方で、「男が育児休業?」、「それも7ヵ月?」と首を傾げられた方もいらっしゃるかもしれません。
まだまだ女性に比べ低い水準にはあると言われながらも、実は2018年度の男性の育児休業取得率は過去最高の6.16%だったそうです。ちなみに計測を始めた1996年度は0.12%。この20年で男性の育児休業取得率は60倍近くに増えているんですね。(ちなみに、女性の取得率は82.2%。)
参考) 男性の育休取得率は6.16% 「もはや、啓発では足りないのは明らかだ」
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5cf5b6b6e4b0e346ce836339
そんななか、私も息子が生まれてから7ヵ月の育児休業を取得させて頂いております。
主観ですが、この背景には核家族化と共働き世代の増加があるように思います。
今年で30歳になる私や妻の周りの、子どもを持つ同世代の友人達も、夫婦のみで子育てをしている、かつ共働きの家族が多いように感じます。
そんななか巷では、今回のトピックでもある「チーム子育て」という言葉が広まりつつあるそうです。
チーム育児とは何か。
今回の議論の中で、ピジョン株式会社の平田さんが以下のように仰っておりました。
「チーム育児は、ご両親も含め頼れるものや人を頼る、という概念…(中略)…夫婦で、お互いのキャリアややりたいことなどを共有・尊重しあって家事・育児を分担したり、夫婦だけでは厳しいことは、家族の手助けや各種サービスをフル活用しながら自分達らしい育児を行えている、そんなご家庭のことを「チーム育児」と呼んでいます。」
ピジョンさんが独自に調査されたチーム育児の実態に関しては、よければ以下をご覧下さい。
参考) 夫婦はチーム!ワンオペ育児問題は「チーム育児」で解消!? 「チーム育児」をしていない家庭は90%!妻の家事負担は夫より平均10個多いと判明。
議論では、多くの意見が飛び交い、僕はゲストとして参加させて頂いたにも関わらず、逆に多くのことを学ばせて頂きました。
なによりも実感したのは、チーム育児の望ましい在り方は各家庭によって異なること。
「国が男性の育休も義務つけてくれたらいいのになぁ。産後すぐの1週間でもまるまる子供のお世話してみたらどんなに大変かわかると思うんだけど」
というご意見があった一方、
「育休より毎日定時に帰ってきてくれるほうがありがたいです!」
という意見もあり、成る程なあと思いました。
さらに詳しい議論の様子は、よければ以下をご覧下さい。
参考) 「チーム育児」は状況に応じて役割分担を変えよう|感謝の気持ちと心配りを大切に
https://chatcast.jp/channel/imalabo/episode/395KElWzwq4E
江府町でお住いのみなさんも、各家庭ごと、もっと言えば、各お子さんごとに過去された、ないし現在されている子育ての工夫、あると思います。
もしよろしければ、育児イマLABOさんの議論に参加し発信されてみては如何でしょうか。
議論などのイベント情報は育児イマLABOにて登録すると、メールマガジンにて届くそうです。
参考) 育児イマLABO
僕は今、生まれて間もない息子の子育てでなかなか遠出がままならない毎日を過ごしておりますが、また江府町に伺った際には、みなさんの子育てで工夫されたこと、教えて頂けたら嬉しいです。
長文で恐縮ですが、お読み下さり有難うございました。
江府町ふるさと大使 松本光広