(1) 経緯
昭和40年12月に第15回青少年問題協議会全国会議において、青少年育成国民運動の決議がなされ、翌年5月、青少年育成国民会議が結成、全国にこうした地方組織が結成されることとなった。江府町においても、昭和45年に青少年育成江府町民会議を結成し、町民ぐるみで青少年の健全育成を推進するための運動を展開している。また、青少年を取り巻く様々な社会情勢の変化に伴い、この運動への取り組みを更に強化するため、平成18年度に組織の再編制を行い、青少年支援部、家庭づくり支援部、学校づくり支援部、地域づくり支援部の4専門部会にわけ活動を行っている。
(2)主な事業内容
青少年健全育成を推進することを目的に様々な事業を行っている。
○ 非行防止と環境浄化活動の推進
・駅周辺の清掃活動と子ども達へのあいさつ運動
家庭、学校、地域などあらゆるところで「あいさつ・声かけ運動」の輪がひろがるよう子
どもの見守り活動などとも連携して啓発活動を行う。
・高校生マナーアップ運動
大人が見本となり、あいさつ・声かけなどを実施し青少年の模範意識の醸成を図る。
登校時間帯に駅前にてあいさつ運動とマナーアップの呼びかけを実施する。
・社会を明るくする運動
すべての国民が犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、
それぞれの立場において力をあわせ、犯罪のない明るい社会を築こうとする全国的な運
動への参加をする。
・フィルタリングの推進
青少年が安全で、安心して携帯電話・インターネットができる利用環境の整備を推進す
る。
・「こどもかけこみ110番」「少年を守る店」の周知徹底
・地域のおじさん、おばさん国民運動
○ 心豊かな明るい家庭づくり運動の推進
・「家庭の日」(毎月第3日曜日)運動の普及啓発
親子の対話とふれあいを大切に、心通い合う健全な家庭づくりの推進を図る。
・「家庭の日」絵画作品募集事業
青少年育成県民会議主催の絵画募集に出品する。